寄付先について

寄付先について

今日は、寄付先についてお話しします。なぜ寄付をするのか、その背景については「創業の想い」というブログで記載していますので、お時間のある方はぜひそちらも合わせてお読みくださいね。

 

1つ目めの寄付先は" 特定非営利活動法人 フローレンス"

「創業の想い」でも記載したように、私自身の小学校の頃の周囲のお友達の家庭環境から、ひとり親や、様々な理由で大変な環境にある子どもを支援したいとずっと思っていました。

その話をメンバーでしたところ、創業メンバーのひとりである伊藤愛さんが長女を出産した折、NICU(新生児集中治療室)のお世話になり、ただでさえ大変な産後という心身に想像を超えた負担を感じたという体験から、未熟児の赤ちゃんやお母さんを守れるような活動をしているNPOにも寄付をしたい、という話になりました。そういった活動をしているNPO法人を探したところ、病児保育の先駆けである「特定非営利活動法人 フローレンス」を寄付先として選定させていただきました。

会長であり創設者の駒崎弘樹さんは1979年生まれの同世代です。私は学生の頃からそのご活躍をSNSを通して拝見しており、待機児童問題、病児保育問題、ひとり親の貧困、障害児保育、NICU支援、望まぬ妊娠による赤ちゃんの虐待問題など、ありとあらゆる子どもに関する課題に果敢に取り組まれる姿に何度も感銘を受けました。

こんな世界があったのか、こんな活動をしている人がいるのかと思っていただけると思います。ぜひ「 特定非営利活動法人 フローレンス」のサイトをご覧ください。

 

 

2つ目の寄付先は" 特定非営利活動法人P.U.SJAPAN"

そして2つ目の寄付先のテーマは「地域」です。

私たちは、様々な視点から寄付を希望されるお客様がいることを想定して、日本だけでなく、世界で支援を必要とする地域も選定していこうと話を進めていました。

ユニセフや赤十字に募金をするという選択肢もありましたが、私たちのお金がどのような人を助けたのか、どのように笑顔につながったのか、具体的にわかる方が、お客様にとって、そして私たちにとって事業を前進する大きなモチベーションになると考え、対話のできる法人、目に見える活動、目に見える人という要素も大きな比重を置いて選ばさせていただくことといたしました。

その結果、メンバーの一人が幼少期をバングラデッシュで過ごし、その壮絶な貧困状態を体験していることから、バングラデッシュを支援したいという強い思いでずっと応援しているNPO法人があるということから、今回「特定非営利活動法人P.U.SJAPAN」を寄付先として選定いたしました。代表の方とも縁があり、信頼できる寄付先として選定しております。

詳細については、ホームページなどもございますので、ご確認くださいね。

 

 

3つ目の寄付先は" 富士山アウトドアミュージアム "

最後の寄付先は「自然環境」です。

ここも本当に選定が難しく自然環境保護と一言にいってもサンゴ礁の保護から、植林から、絶滅が危惧される生物の生態調査など本当に様々な活動があることを知りました。

きれいな空気を育む木々も、植物や私たち人間に不可欠な太陽も、大地に雨を降らせ生物の根源である母なる海も、美しい水源を育む山や川も、私たちにとって無くてはならない本当に大切な存在です。私たちは自然に生かされています。

「自然環境」はあまりに広い選択肢のため、2番目の選定先と同じように、私たちのような創業したばかりの小さな規模でも、トレースできるところ、お役に立てたと感じられるところ、そして何よりも信頼できるところを選ばせていただきまして、富士山アウトドアミュージアム FUJISAN Outdoor Museum(FOM)」を3つ目の寄付先として選定させていただきました。

こちらのNPO法人は、私が学生の頃、丸2年ほど富士山を清掃した際にレンジャーとして道無き道を案内してくれた方が現在代表を務めるNPO法人です。私の知る限り、少なくとも20年以上富士山の清掃活動に携わられておられます。こうした皆様の地道な活動があって、ゴミ山であった富士山は世界遺産になったと私は感じています。 

 

以上、本当に長くなりました。

最後まで読んでいただけた皆さまには感謝しかありません。ジュエリーショップのブログとしては異色ではありますが、私たちのジュエリーを通して、いろんな人たちが、いろんな場所で、本当の真心で、命をかけて誰かを、何かを守っていることを知っていただければ、それ以上に嬉しいことはありません。

 

光の先に、大切な人の笑顔と、まだ見ぬ誰かの笑顔を。
Luxury Me Luxury World 
伊藤愛
倉本美紀
田代弥生
2023年11月11日
ブログに戻る