12月20日非営利団体代表の方とZoomをしました。

12月20日非営利団体代表の方とZoomをしました。

こんにちは。いよいよ年の瀬ですね。みなさまいかがお過ごしですか?創業メンバーの弥生す。先日、寄付先の一つである「富士山アウトドアミュージアム」代表の舟津宏昭(ふなつひろあき)さんと伊藤愛さん、倉本美紀さん、私の4名でZoomで対談をさせていただきました。

 

ビジネスは通常 Give and Take、だけど... 

 舟津さんとお話して、目から鱗というか、全方位を幸せにする方法を考え抜いて実行する姿に驚くとともに感銘を受けました。普通のビジネスはGive and Take ですよね。そしてTakeは通貨が担っている。しかし舟津さんの語る世界は、全員が輪になって、「せーの!」で隣の人に、何かGiveしたら、全員がTakeできるという世界。そういう世界を本気で考え実行している姿がZoom越しに眩しく映りました。

特定外来生種の花が咲いていたらあなたはどうしますか?

ここで話を変えましょう。突然ですが目の前に特定外来種の花がたくさん咲いていたら、あなたはどうしますか?法的に繁殖可能なもの(種や根)を動かせないなど規制があるようですが、普通なら「駆除する」という思考が働きます。

でも舟津さんの世界は違います。メンバーの倉本美紀さんがフラワーアレンジメントの先生であると冒頭紹介して、まだ30分ほどなのに、「例えば、外来種の花を用いて 倉本さんにレッスンしてもらって、お子さんと何かしらの形で楽しく外来植物を駆除できたら最高ですよね」とサラッと笑顔で話されました。ここには

  1. 外来植物への思いやり
  2. 倉本さんの大好きなフラワーアレンジメントという特技を活かそうという愛
  3. 子どもも一緒に楽しみながら学ぶという愛
  4. そして外来種を駆除して、生態系を守るという自然環境への深い愛

があるのです。本来なら、大きなビニール袋を大人が持って、ひたすら外来植物を駆除する絵が、なんとも幸せに満ちた風景に変わります。「三方よし」や「Win Win」ならぬ、「四方よし」。こんな素晴らしいアイディアをサラッと笑顔で話す舟津さんに本当に驚き、感動し、私の会いたかった舟津さん、ずっと富士山を何年もお掃除されてこられた舟津さん、本当に間違ってなかった!とてもとても素敵な人だなぁと確信しました。(舟津さんとの出会いはこちら)

現在の富士山アウトドアミュージアムの活動 

話を戻してまして、現在の舟津さんたちの活動方針として「たくさんみつけて ていねいに調べて 大切にまもり続けて めいっぱい楽しむ!」というのがあります。富士山アウトドアミュージアムという名前からもわかるとおり、富士山全体を博物館にみたてて活動をされています。

現在の活動は主に以下の4つの区分に分けられると思いました。この活動の中から、私たちが集めた資金をどのように使っていくか舟津さんのご提案を交えながら、今後メンバーやお客様と議論をしていきたいと思いました。

1つ目はゴミ拾い、これは過去問題となっていた粗大ゴミ等ではなく(幸い、こうした不法投棄は減ったということです!)Over Tourism (過剰な観光客)による、小さなゴミの収集へ移り変わっています。キャンディの包み紙の劣化したものが、鳥の巣に使われ、ひな鳥の命を奪っている話や、釣り糸が野生動物を傷つけている話も聞きました。なので今はこうした常に発生する小さなゴミをいかに定期的に拾いキレイな状態を維持するかという活動が「ゴミ拾い」の主要な活動担っているとのことです。ゴミ拾いの模様はこちらからご覧いただけます。

2つ目は「富士山の森が小学校」という活動です。主に舟津さんご夫妻と近所の大人達が中心となり、地元の子ども達がトレッキングやキャンプ等を通して富士山の大自然を体感するというプログラムです。これは、地域に住んでいる子ども達に「富士山に登ったことがない、カヌーにのったことがない」という話を聞いたときに、せっかくこんなに近くに富士山があるのだから、富士山の素晴らしさを知って欲しいとの想いから始めた活動です。私も祖母が富山県の山奥に住んでいますが、自然の素晴らしさ、自然の尊さを幼い頃に肌で感じるということは、本当に価値のある事だと思います。なぜなら、自然を心から愛し、守りたいと想う大人を一人でも多く育てる事につながり、未来に豊かな自然を残す可能性が格段に高まるからです。「富士山の森が小学校の」模様はこちらからご覧いただけます。

3つ目は、富士山麓にすむ 野生動物たちの交通事故死(ロードキル)の研究とその削減です。野生動物たちと人間の交通事故は、野生動物だけでなく、私たち人にも危険がおよぶことから、いかに減らしていくか、啓蒙活動や物理的な対応、研究活動など幅広く活動されています。具体的には動物達が嫌がる超音波を出す機械の商品化やレンタカー店に注意を呼びかける、論文を発表されるなど多方面から対策を講じておられます。ロードキル対策プロジェクトはこちらでご覧いただけます。

4つ目の分野は、その他の分野となりますが、森林の保護、植林、保全のための伐採活動、そして新人・中間管理職等の企業研修、企業ボランティアの受入、他のNPOや非営利法人との共同プロジェクト、大学での講義など幅広い分野でご活躍されています。また私たちにゆかりのある関西では、六甲山、琵琶湖周辺でも活動をされていらっしゃいます。もっともっと具体的に日々の活動を覗いてみたい!という方はぜひ富士山アウトドアミュージアムのFacebookをフォローしてみてくださいね。

いかがでしたでしょうか。

今を生きる責任ある大人として、未来の地球や子どもたちに、何ができるかを、常に考え、行動され、開拓、奮闘している舟津さんの姿が眩しく感じませんか?いつか、Luxury Me Luxury Worldのお客様、そのご家族と一緒に、舟津さんの活動に参加してみたい!!そう思いました。また可能であれば、いつか舟津さんをお招きして、今日のようなお話を皆さんにも聞いて欲しい!!と思いました。なぜなら、誰もが自分を生かしながら楽しく過ごすことで自然にGiveしてTakeもできるその世界観そのものが、私たちの日々の暮らしを少し明るく、幸せにしてくれるヒントがあるのではないかと感じたからです。

Luxury Me Luxury Worldでも、ジュエリーを受け取った人が感じる喜びを、そのまま寄付先へ届け、寄付先で生まれた新たな喜びをまたお客様や皆様と分かち合う、そんなGiveをしてTakeもできる愛の循環を実現できたらと感じています。

富士山アウトドアミュージアムへの寄付は、清掃活動や、森の学校、ロードキル対策の他、どんなご要望でも柔軟に検討したい!!という心強いお言葉を舟津さんからいただいております。

少しでも愛の循環ができるように、スタッフ一同、初心を忘れず、邁進して参りたいと思います!!富士山アウトドアミュージアムへの募金は、私たちのジュエリーを通して「自然保護」を購入時に選んでいただくことで可能です。また直接の寄付も受け付けていらっしゃいます。その際は、富士山アウトドアミュージアムFacebookより、もしくはHPの問い合わせより、お尋ねください。

 

誰かへのプレゼントが
地球へのプレゼント

私へのご褒美が
世界へのご褒美
Luxury Me Luxury World 
田代弥生
倉本美紀
伊藤愛
2023年12月26日

 

 

 

 

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